「第4の価値軸」。感性価値をカタチにするプロジェクト


「感性価値」とは、生活者の感性に働きかけ共感・感動を得ることで顕在化する商品・サービスの価値を高める重要な要素であり、経済産業省では、我が国産業の競争力の強化と生活 の向上のための産業政策の柱と位置づけています。従来のものづくりの価値軸(性能、信頼性、価格)に加え、新たな着眼点すなわち「第4の価値軸」から創造する価値である「感性価値」をカタチにするために、これまで産官学連携による取り組みを進めてきました。

2008年12月 パリ ルーブル宮仏国立装飾美術館で開催の
「kansei- japan design exhibition」に出展


2008年12月 経済産業省主催の「kansei- japan design exhibition」に全日本印刷工業組合連合会が出展した6つのアーティストブックの内の1つ「10.24.2008 UN WORLD DAY」を出展。日本在住のスイス人アーティストso+baとのコラボレーションにより、既成概念にとらわれない古くて新しい印刷手法に挑戦。今までにない作風を生み出しました。



2009年5月 ニューヨーク ICFF共催の「japan by design」に出展


2009年5月 経済産業省主催の「japan by design」にパリと同様の6作品を出展。パリと同様に日本的感性とユニークなアイデア、高度な印刷技術が融合した6作品が高い評価を得ました。




2010年1月 ニューヨーク国際ギフトショーに出展


2010年1月 全日本印刷工業組合連合会が受託した経済産業省の「中小印刷業の海外展開促進調査事業」の一環として、ニューヨーク国際ギフトショーに出展。前回までの6作品を含む40余作品を出展し、日本の印刷産業の海外進出の可能性について調査・検討しました。



アートから生活へ 〜「心のニーズ」を汲み取る価値づくりへの挑戦〜


冒頭で定義したように感性価値とは生活者の感性に働きかけ、共感・感動を得ることで顕在する価値のことであるとすれば、感性価値はアートの分野に止まりません。社会が複雑化・多様化し、経済合理性だけでは解決し得ない社会的課題が山積している今日、生活者の「心のニーズ」に耳を澄ませ共感・感動を得る商品・サービスを生み出しながら、様々な社会的課題の解決を図っていくことは、これからの時代を生きる企業人の使命であると考えています。感性価値はアートから生活へ。協進印刷は共感と感動の商品開発を進めて参ります。

感性価値創造プロジェクト

コストでもない、機能性でもない。「第4の価値軸」として注目されている感性価値。思わず触りたくなる、どうしても手に入れたくなる、そんな感性を刺激する製品をカタチにする手段としての「INSATSU」を、私たちは探し始めました。

詳しくはこちらLinkIcon

横浜ランデヴープロジェクト

「アートの実社会への応用」をコンセプトに商品開発を行うプロジェクト。 スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが主催するこのプロジェクトに、横浜市を拠点とする企業として参加しています。

詳しくはこちらLinkIcon

Paintout!

いつもの駅から、いつもの電車に乗って、東京制覇のショートトリップに出かけましょう。感性価値創造プロジェクトから生まれたプロダクトシリーズ第一弾です。